トランプ習近平通話が米国株を押し上げられず、テスラ株価が14%暴落

アメリカ大統領トランプと中国国家主席習近平は5日に通話を行い、市場は米中貿易交渉に進展があることを期待しました。しかし、株式市場で主要な指数は下落し、この通話の実質的な影響について投資家は懐疑的な姿勢を示しました。また、トランプとテスラのCEOイーロン・マスクとの間の公開の対立が、テスラの株価を14%以上暴落させる結果となりました。
報道によると、通話の後、米国株は変動し、トランプは自らのソーシャルプラットフォームで習近平との通話が「非常に良かった」と発言しましたが、具体的な成果については明らかにしていません。貿易チームの再会合が「非常に近く行われる」と述べたものの、米中間の実際の取引は依然として不透明です。
基盤インフラの資本顧問会社のCEOジェイ・ハットフィールドは、米中の間に積極的な交渉シグナルが出されているものの、インドや日本を含む他国に比べて、米中の取引が達成される可能性は低いと指摘しています。
一方で、最近の雇用データが良くないことから、投資家はアメリカ経済の疲弊を心配しています。労働市場の薄弱さを示すデータとして、先週の失業保険の申請者数は24万7000人に達し、予想よりも多くなっています。5月の民間部門の雇用者数も予想の11万人を大きく下回る3万7000人という結果が出ており、投資家たちは今後発表される非農業部門雇用データに警戒を強めています。
5日の終値は、ダウ平均株価が108ポイント下落し、42319.74ポイントで、ナスダックは162.04ポイント下落、19298.45ポイントで、S&P500は31.51ポイント下落し、5939.30ポイントで終了しました。テスラの株価はトランプとマスクの争いが影響し、時価総額は1520億ドル減少し、1兆ドルの門を下回りました。
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