中年男性、解雇後にタクシー運転手に転職、月10万円を稼ぐ秘訣を公開

台南で解雇された中年男性がタクシー業界に入ることになったが、収入が予想を下回り、生活費さえも賄えない苦境に直面した。この話はネット上で注目を集め、議論が巻き起こった。
彼はFacebookのグループ「匿名3公社」で自らの経験をシェアし、解雇後に履歴書を送ったものの、うまくいかず、最終的にタクシー運転手の資格を取得した。しかし、3ヶ月走ってみた結果、日収は車両のレンタル料、ガソリン代、健康保険料を差し引くと、千元にも満たないということが分かった。このままでは資産を食いつぶすだけだとして、彼はこの道を諦める考えを示した。
この経験に対し、多くの人が「レンタカー」のモデルに問題があると指摘し、ベテラン運転手は「レンタカーで働いてもほとんど稼げない。車のレンタル料だけで一日千元を超える」と述べ、長期的にこの業界に入ろうとするならば、中古車の購入を勧めた。
さらに、他の運転手は、自らの経験を共有し、所有車で10〜12時間運転することで、月収が10万元に達する可能性があると述べた。
転職に関するアドバイスも多く寄せられており、タクシー業界が不適当であれば、保安、美食配達、清掃サービス、水道工事や土木工事などの技術職に転職することを提案されている。多くの方が、保安職は労働時間は長いが、仕事が安定していて、入職のハードルが低いと考え、中年層に非常に適しているとみなしている。また、美食配達は柔軟性が高く、すぐに収入を得ることができる。水道技術などの専門技術を学ぶことは、初期段階での学びが必要だが、将来的には独自の案件を受けることができ、更なる発展性が期待されている。
就業支援サービスをうまく活用することが重要であり、中年の転職者は政府が設立した雇用サービスセンターを活用することで、専門的なマッチングや職能訓練を通じて再就職の成功率を高めるべきである。台南などの地域では、中高年層の労働者の転職を支援するためのプログラムや助成金が数多く存在している。
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