東元が変圧器の生産能力を拡大、観音新工場は2027年に稼働予定

機電大手の東元(1504)の董事長、利明献は株主総会で、同社が海外市場への進出を進めており、北米と東南アジアのAIデータセンターの需要を重点的に攻めると述べました。台湾の原子力発電所の閉鎖とともに、電力の需要と供給の課題が顕著になっており、利明献はこれを東元の電力エネルギー事業にとって良い機会と見ています。
高飛鳶総経理は、中壢工場で段階的に変圧器の生産能力を増強することを明らかにし、10月には69kV電力レベルの変圧器を生産開始し、2026年の第2四半期には年間売上高が2億元に達すると見込んでいます。観音の新工場は2027年の第4四半期に稼働予定で、第一段階では年間10億元の売上を見込んでおり、拡張後は年間13億元に達する見込みです。
海外市場について、利明献は北米と東南アジア市場のAIインフラ需要の大きさを強調し、下半期も買収計画を進めていくと述べました。また、為替の変動が全体の業務に与える影響は限られているものの、世界経済の変化には引き続き注視が必要であるとしています。
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