高配当型ETFと時価総額型ETFの選び方:専門家が株価暴落の「鍵の違い」を分析

今年4月の株価暴落が影を落とす中、多くの投資家は高配当型ETFと時価総額型ETFのパフォーマンスの違いに注目しています。専門家の陳重銘は、高配当型ETFが通常は安定したパフォーマンスを持つと見なされる一方、今回の株価暴落ではあまり効果的でなかったことを指摘しています。代わりに、時価総額型ETFの方が優れたパフォーマンスを示していました。
その理由として、高配当型ETFには市場占有率が高い台積電が含まれていないためと説明しています。台積電は株式市場で36.41%を占めており、政府による保護の対象です。台積電の株価は4月の785元から970元に上昇し、時価総額型ETFのパフォーマンスを支えましたが、高配当型ETFは台積電が支えとなっていないため、期待通りのパフォーマンスを示せませんでした。
陳重銘は投資家に対し、高配当型投資に全面的に依存すべきでなく、市場の変動に対して台積電の株を適度に組み入れることが必要だと警告しています。
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