バフェットがエイベルを新CEOに任命、バークシャー株価が下落
アメリカのバークシャー社の会長バフェットは先週土曜日の株主総会で引退を発表し、CEOの職務をエイベル（グレッグ・エイベル）に引き継ぐことを明らかにしました。バークシャー社は月曜日に正式に、取締役会がエイベルを来年CEOに任命したと発表し、バフェットは引き続き会長を務めます。この発表後、バークシャーのB株は米国市場のプレマーケットで2.6％下落し、1株526ドルとなりました。
バフェットの引退は投資界に衝撃を与え、彼は60年以上にわたりバークシャーを運営してきました。現在、同社は市場の課題、特にアメリカ政府の関税戦争に直面しています。新CEOのエイベルはバークシャーの非保険業務を担当しており、彼がバフェットの神話的な投資力を引き継げるかは不明です。
アナリストのシールズは、エイベルの任命が株価に圧力をかけると指摘しています。バフェットが引き続き会長を務める中で、投資家は彼の影響力が消える後のバークシャーの未来に不安を感じています。
