精測株主総会：アメリカ顧客の受注が活発、2025年の営業見通しは成長を持続
中華精測科技（6510）は本日（29日）、2025年度の株主総会を開催し、2024年度の財務報告を承認しました。全体の売上高は360.5億元に達し、前年同期比で25%の増加となりました。粗利率は54%に回復し、1株当たり利益（EPS）は15.55元に達し、現金配当は1株あたり7.8元、配当性向は50%を維持しています。
総経理の黄水可氏は、「AIの高速伝送と複雑なプロセスが新たな成長を推進している。そのため、2026年の設計および検証プロジェクトに向けた準備を既に開始している」と指摘しています。AIおよびHPCの需要が高まる中、同社は第3四半期の技術検証を開始し、一部は2026年のプロジェクトに入っています。
財務副総監の許憶萍氏は、収益が成長するかどうかは為替リスクに依存すると述べており、為替損失がなければ良好な利益を見込んでいるとのことです。今年、アメリカの顧客からの受注が増加しているものの、為替ヘッジコストが高く、金融操作の余地は限られています。
2024年には、AIを活用した高速テストソリューションに焦点を当て、112Gbps PAM4高速探針カード、SSDコントローラに対応したPCIe 6データ転送モジュールなどの革新的な製品を発表しました。また、持続可能な開発において同社は長期的な取り組みを示し、企業統治評価で「トップ5%」の評価を受けています。
