台湾株式市場の反発間近?アナリストが大成鋼の今後の動向を予測

今日、SNS上で「大成鋼」(2027)が人気の話題となり、ネットユーザーが次々と意見を述べており、「大成鋼のアメリカ製を買うより、大成のチキンを買うべきだ」といった声も上がっています。この背景の中で、運達投顧のアナリスト陳石輝が市場状況について見解を示しました。
陳石輝は、大成鋼が今日の取引で一時9%の下落を記録し、鉄鋼株の中で最も大きな下落幅を示したと述べています。最近の急激な為替上昇は、輸出主導の企業にとって挑戦で、第二四半期の利益が侵食されると予想されます。それにもかかわらず、投資家に対して急いで売却する必要はなく、株価が45元に回復したときに売却を考えるよう助言しています。
さらに、陳石輝は、大成鋼は鉄鋼株の中で過去に多くの上昇を見せており、アメリカの関税に関する悪いニュースが出た際にも株価はあまり下がらなかったと指摘。現在は短期的な資金調整の局面で、大成鋼の株価は年線の下で約37元を維持しているものの、季線は上昇し続けており、過去三ヶ月の間に買った投資家は利益が出ていると述べています。株価が年線付近に近づくと、長期投資の買いが入るでしょう、と強調し、「この位置にまで下落しても、これ以上は下がらない」と語っています。
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