アメリカの文系卒業生の給与低迷、外国語と教育分野は最低の初任給

米ニューヨーク連邦準備銀行の最新データによると、文系卒業生の初任給は他の学科に比べて依然として大幅に低い。特に、外国語、社会科学、舞台芸術、教育などの分野では、これらの卒業生のキャリア初期の中央値給与が全米平均を下回る。
2023年のデータによると、全米の給与中央値は48,060ドル(約157.2万元)であり、外国語専攻の卒業生の初任給中央値は約40,000ドル(約130.8万元)のみである。舞台芸術と社会科学の初任給中央値はそれぞれ41,900ドルと41,000ドル(約137.1万元および134.1万元)だ。その一方で、工学科の卒業生は初任給が80,000ドル(約261.7万元)を超える場合が多い。
外国語のスキル自体は価値があるが、これらの学位は高い給与をもたらす仕事を必ずしも得られない。というのも、この分野のスキルは非公式な方法で学ぶことができ、そのため文系卒業生は教育、翻訳、または公共サービスなどの低給与の職に流れることが多い。
さらに、年齢が上がるにつれて文系卒業生の給与の改善は限定的である。35歳から45歳の間では、幼児教育専攻の卒業生の中央値給与は49,000ドル(約160.3万元)に過ぎず、小学校教育や社会サービスの分野ではそれぞれ53,000ドルおよび54,000ドル(約173.4万元および176.7万元)である。同じ時期に、工学や数学などの理系分野の卒業生は年齢と共に著しい成長を遂げ、多くが七桁ドルに達している。これは専門技術分野が労働市場において高い需要と報酬があることを示している。
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