来年の最低賃金は3％上昇し、月額29,450元に達する見通し
労働部は今年第3四半期に「最低賃金審議会」を開催し、2026年の最低賃金を決定する予定です。アメリカの同等関税や地政学的リスクに直面しながらも、来年の最低賃金は約3％引き上げられると予想されています。
今年の最低賃金は月額28,590元、時給190元ですが、来年に3％の引き上げがあれば、月額29,450元、時給196元に達し、それぞれ860元と6元の増加となります。
「最低賃金法」に基づき、2024年から消費者物価指数（CPI）の年増率が調整に考慮され、反映されることが明記されています。その他にも国内生産毛額、労働生産性指数、最低生活費などを含む11項目の指標が考慮されます。
経済状況について、専門家は、アメリカの同等政策の不確実性がある中でも、最低賃金は引き続き上昇すると指摘しています。今年のCPI年増率1.88％は、最低賃金の調整に影響を与えると見込まれています。労働部は最遅で9月までに審議会を開く予定です。
