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宇隆、1株あたり7元の現金配当を決定し、ロボット市場への新たな挑戦へ

宇隆、1株あたり7元の現金配当を決定し、ロボット市場への新たな挑戦へ

伸興工業(1558)の子会社宇隆(2233)は、2025年度株主総会を開催し、議長の劉俊昌氏のもと、2024年度の営業報告書および財務報告、利益配分案、並びに会社定款の改訂等を承認しました。その結果、1株あたり新台幣7元の現金配当を行うことが決定され、配当率は63.9%となりました。5月29日の終値161.5元を基に計算したところ、現金利回りは約4.33%となります。

この株主総会では、役員(独立役員を含む)の全面改選も行われ、9名の役員(うち3名は独立役員)が選出されました。新たに選出された役員には、伸興工業の代表者やその他の業界専門家が含まれ、新チームには会社の規模化とグループ化を推進する展望があります。

宇隆の2024年度の合併収入は新台幣36.59億元に達し、前年比9.62%の増加を記録し、歴史的な最高を更新しました。自動車、医療製品、及び自転車産業の安定した成長に恵まれ、全製品ラインの良好な実績を示しました。また母会社伸興のサポートにより、内部のブランド開拓効率がさらに向上しました。

2025年度を見越して、伸興グループは慎重な見解を維持しています。伸興の会長である林志誠氏は、最近の世界産業供給チェーン再編や関税政策の変動などの不確実性に対して慎重に対応する意向を示しています。自社開発のAI関連市場を積極的に開拓し、将来的な需要の向上が期待されるとしています。