ASRockの許隆倫社長:AIサーバーの需要が強く、年間売上高は500億元を超える見込み

マザーボードと工業用コンピュータのメーカーであるASRock(3515)は28日に株主総会を開催し、社長の許隆倫がメディアのインタビューに応じました。AIサーバーの需要が減少しないことを受け、年間売上高が500億元の大台を挑戦する可能性があり、前年比で50%以上の増加が見込まれています。許社長は、AI関連製品の利益率は相対的に低いものの、合併利益率を圧迫する可能性があることを指摘し、製品の組み合わせを調整し、数量を増やすことで全体の利益構造を支える方針を示しました。
今年ASRockのサーバー製品は引き続きNVIDIAプラットフォームに注力し、第一四半期にはH200の出荷が主力で、第二四半期はB200に移行し、第三四半期からはB300を少量導入する予定で、9月から加速的に出荷を開始すると見込まれています。許社長は「B200のライフサイクルは長くなく、顧客は積極的にB300に移行しており、全体的な進捗は予想よりも早く進むべきだ」と語りました。
AIサーバーの利益は低いものの、出荷規模は急速に拡大しており、全体の売上に顕著に貢献すると考えられています。今年のAIサーバーの総売上比率は4〜5割に達すると見込まれ、会社の主要な成長エンジンとなるでしょう。また、為替や関税リスクについては管理可能で、ASRockの輸出の大部分は免税であり、為替変動の影響は小さいと報告されています。
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